和室デザインはそのままに新しい引き戸と交換

もともとの引き戸は、大工が作った昔ながらの木製の引き戸です。中には2mmの模様入りの型板ガラスが入っています。

 

これを、YKKプラマードUと交換します。お客様から「元の引き戸に近い、和風デザインの引き戸を取り付けてほしい」というご要望があったので、格子のデザインは元の引き戸と同じ荒間格子(あらまこうし)を使い、格子と枠の色はお客様に選んでもらい木目のナチュラルを採用しています。

 

中のガラスは4mmの型板ガラスです。型板ガラスは、ガラスの片面だけが凹凸に加工されている、不透明ガラスです。ガラスの向こう側が透けにくく、ガラスに当たった電灯の光を拡散して反射し、お部屋をやわらかい印象にする効果もあります。

 

本来YKKプラマードUは二重窓の内窓として使われることが多いですが、今回のように室内の間仕切り戸、引き戸として活用することもできます。

隙間が改善&引き戸の開閉がグッとスムーズになった

お客様は新しくなった引き戸を見て、まず「キレイですね!」と大変喜んでくださいました。

また、お悩みの1つだった開閉のしづらさに関しては、実際に新しい引き戸を開閉して感触を試していただき、「とても軽くなった気がする! 開け閉めしやすくなりました!」と、満足していただきました。

 

引き戸の歪みを改善して中のガラスと格子の間のムダな隙間をなくしたことで、クーラーが効きやすくなり、またその分温度を下げすぎる必要がないので電気代の節約にもなります。

お客様が毎日快適に暮らせるお手伝いが出来て良かったです!

 

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