事故で割れた工場の網入りガラスを交換 大阪市福島区
事故で割れた工場の網入りガラスを交換 大阪市福島区
倉庫の網入りガラスに大きな亀裂が!
大阪市福島区の某工場様からのご依頼です。工場の倉庫の1階の窓に誤ってフォークリフトを接触させてしまい、大きく亀裂が入ってしまいました。ひとまずテープで補修していますが、割れたガラスは危険なため放っておくことはできません。
今回はガラスの切り出しから始める網入りガラスの交換を、即日で行わせていただきました。
施工データ
工事種別 | ガラス窓交換 |
---|---|
寸法 | W,850mm×H,850mm |
施工箇所 | 倉庫の1階 |
地域 | 大阪市福島区 |
工期 | 1時間半 |
建物種類 | 倉庫 |
網入りガラスは割れたガラスが下に落ちにくい
この倉庫の窓に使われているのは、防火用網入り型板ガラスです。
建築基準法により建物の耐火に関する規定があり、工業地帯や商業地帯など、市に指定された防火地域・準防火地域に建っている建物は該当する箇所(外壁の開口部で延焼する可能性がある部分など)に網入りガラスを取り付けるよう義務化されています。
理由は、火事が起こっている室内の空気が無酸素の状態(不完全燃焼)でガラスが大きく割れてしまうと、空いた穴から急激に空気が入り込んで一酸化炭素ガスと酸素が急激に結びつき、大爆発を起こす危険性があります。
この危険を防ぐために、ガラスが割れても大きな穴が開かない、地面にガラスの破片が落ちにくい網入りガラスが義務化されています。
そのため、フォークリフトが接触した時に、ガラスが粉々になって飛び散らなかったのは、網入りのガラスを使っていたおかげでもあります。網入りガラスの強度自体は、他の一般的なガラスと比べて高いわけではありませんし、消防法の兼ね合いにより取付けるものですが、割れてしまったときの被害は抑えることができます。
網入りガラスの交換の作業の流れ
割れてしまった窓ガラスを枠ごと取り外します。このとき、もしガラスが粉々に割れていて応急的な補修が行われていない場合は、窓枠からガラスが落ちてきて、ガラス屋の作業者や周囲の人に刺さる危険性があるので、気を付けて作業しなくてはいけません。
ですが今回は先述した防火用の網入りガラスが使用されているので割れても亀裂程度で済んでいて、お客様がテープで応急補修を行ってくれているので、それほど気を遣わなくても危険なくガラスを取り外すことができました。
新しいガラスも法規定に従って、同じ網入りの型板ガラスを用いました。現場できっちりサイズを採寸し、オイル式のガラスカッターで切断しています。
※オイル式のガラスカッターとは、ボールペンのような構造になっており先端からオイルがでてガラス面に刃を入れた時に滑りがよくなるようになっているものです。
このオイル式ガラスカッターを利用する事で、現場で簡単にガラスの切断ができます。
再度ガラスを窓枠に入れて、元の箇所に戻します。作業はスムーズに進み、1時間半程度で窓ガラスの交換を完了することができました。新しいガラスのカットからご覧になっていたお客様も、「こんなにテキパキできるものなんですね! さすがです!」と驚いていらっしゃいました。
特別なケースではない場合、窓ガラスの交換・取り付けはこのくらいのスピードで行えます。お急ぎの場合も、ぜびご相談ください!
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