路面店のヒビ割れた大きなガラスを交換 阪急塚口駅前
路面店のヒビ割れた大きなガラスを交換 阪急塚口駅前
ヒビが入った路面店の大きなガラスを交換してほしい
工務店さんからの依頼で、駅前の商業施設1階の歩道に面した店舗の大きなガラスを交換した事例です。
ご連絡を頂いて調査に伺うと、駅前ロータリーに面した商業施設のレンタルビデオ店の入り口横の大きなガラスの角部分に小さなひびが入っていました。
店舗の前には駐輪所あり、おそらく利用者の自転車がぶつかったとみられます。
ガラス角部の道路に面した側のガラスのみ割れており、側面の店舗入り口側のガラスは無事でした。
調査の際、ガラスのビビはごく小さなものでしたが、その後の修理当日には割れが広がっており、店舗の方が紙を貼って養生をされた状態でした。
施工データ
工事種別 | 店舗の大きなガラスの交換 |
---|---|
寸法 | 1500×4000 |
施工箇所 | 歩道に面した店舗のガラス |
商品名 | 10mm 板ガラス |
地域 | 尼崎市塚口 |
工期 | 3時間 |
建物種類 | 商業施設 |
値段 | 約80万円 |
路面店のガラスの小さなヒビ割れは振動で広がる可能性あり
ショーウィンドウなど道路に面した店舗の大きい窓は一般的に厚いガラスが使用されており、ぶつかって少しヒビが入った程度なら即時に割れ落ちることはあまりないかと思います。
大きく割れた場合すぐに修理が必要と判断されるかもしれませんが、小さなヒビ割れも早めに修理をしないと思わぬ危険があります。
どれだけ強いガラスでも傷やヒビが入ると途端に強度が落ちてしまいます。温度変化やふとした衝撃で割れ落ちる恐れがありますし、防犯上も良くありません。
今回の店舗のガラスのヒビ割れのように、時間とともに広がってくる恐れもあります。ヒビ割れが広がった原因は振動でした。
店舗が入っている商業施設は駅にほど近く、さらに店舗前にはロータリーがあり、バスなどの大型車両が頻繁に通る場所でした。
電車やバスが通る時の振動が、地面からガラスに伝わり、はじめは小さかったヒビ割れが広がってしまったと考えられます。
少し割れただけなのに大掛かりな工事になってしまったら面倒だと、後回しにされると、振動でヒビが広がり最悪割れ落ちてしまう恐れがあります。
交通量の多い道路に面した路面店の場合、特に注意が必要です。
また、割れにくいように、と強化ガラスを使用されることもあまりおすすめできません。強化ガラスは、割れにくいですが、万一割れたときには、けがをしないように粒状に砕けすべて割れ落ちてしまいます。
飛散防止フィルムを貼ることもできますが、割れ砕けたガラスがグラグラして危険なことには変わりがありません。
特に割れやすいガラスの縁を保護できるサッシ付きの窓には向いていますが、今回のようにガラスの縁が角になって直接露出している場所には向かないと言えるでしょう。
路面店のガラス交換の工程
1.足場の設置
ローリングタワーと言って足元に車輪の付いたタイプの足場で、使用しない時や施工箇所が変わる場合に移動することができます。
2.コーキングを切る
このような店舗のガラスは、ステンレスのサッシにはめ込んだ後表と裏からコーキングがされています。まず表面のコーキングのみ切ります。
両面のコーキングを切ってしまうと、ガラスがグラグラになりそのまま外れる恐れがあり危険だからです。
3.ガラスを5分割して切り出す
店舗の大きなガラスをそのまま取り外すことができないので、上から順番に5分割して切り出していきます。
片側からガラス切りでV字型の溝を刻み、その部分から上がきれいに割れるように反対側から衝撃を与えます。
板チョコレートが溝の部分で綺麗に割れるところをイメージしていただくとわかりやすいと思います。
ガラスが割れたら先ほど残した片面のコーキングを切り割った部分を取り外します。
4.店舗周辺に落ちたガラス片を掃除
丁寧に作業を行なってもガラス片が落ちることがあります。小さなガラス片でも地面に落ちていると危険ですので、きれいに拾い集め、色々な角度から残っていないか確かめました。
5.ガラスの運び込み
大きなガラスは金属製のガラスパレットに横向きに固定してトラックで運搬しました。
今回は、前回使用されていたものと同じ厚さ10mmの板ガラスを使用します。
クレーンでトラックから降ろした後、電動の吸盤を取り付けました。
4つの吸盤でしっかり固定された大きなガラスを回転しながら持ち上げます。
ガラスの縁は非常に割れやすいので保護材が取り付けられた状態で作業を行ないました。
6.ガラスの設置
ステンレス製のサッシの下の押口を取り外し、持ち上げたガラスをはめ込みます。
そして、サッシの上の溝にガラスをはめ込んだ後、下端部のガラスとサッシの間に固いゴムブロックを噛ませ、上下のガラスが固定された状態で押口を取り付けます。
7.ガラスとサッシをコーキング
ガラス面とサッシにコーキングテープ(養生)を貼り付け、コーキング材で隙間を埋めます。
表面と裏面から行います。
8.角のガラス面同士のコーキングが固まるまで補強
ガラス右側は元々あったガラスとの隙間をコーキングしました。ガラスは重みでたわむのでコーキングが取れてしまわないよう、コーキング材が固まるまで、養生テープで2~3日補強するようにしました。
営業終了後の午前1時から作業を行い3時間で作業は終了しました。
路面店のガラスのヒビ割れは早めに交換を
路面店によく使われている、大きなガラスにヒビが入ると、最初はたとえ小さなヒビでも、振動などが原因で大きく広がる可能性があります。
最悪の場合、割れ落ちて大きな事故につながる恐れもありますので、早めの交換をおすすめしております。
今回はヒビが入った路面店の大きなガラスを分割して取り外し、クレーンなどの機器を使用して新しいガラスをはめ込みました。
写真で見ると大掛かりな作業に見えますが、往来の少ない時間帯に3時間で手際よく安全に作業をさせていただきました。
路面店のガラスのヒビにお悩みでしたら、サイズや施工時間帯など、できる限りご相談に乗りますので、是非一度お問い合わせくださいませ。
尼崎市塚口の路面店の大きなガラスの交換なら中尾硝子店まで!
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